冬コミ3日目まであと1週間となりました。
今回頒布物についてちょっとした経緯などを話そうと思います。
第一弾はRainbow Wingsのほうから。
ボクがcampanella creationという名義を決めた時、「いつかこの名前でコミケに参加してやる!」という野望を抱いていて、それに向かって作り出した1枚です。
製作開始したのがちょうど去年の今頃だった気がします。そして冬コミで出会った方とTwitterでフォロワーとなって歌ってくれると言われたのですごく嬉しくて、アルバム曲のほとんどを作曲していきました。
結局アルバムには6曲しか収録されなくなったのですが、当時から作曲したアルバム用のデモ曲は合計20曲ほどとなりました。
そしてボーカルの方に合いそうな楽曲を選んでいくという感じで・・・しかし、ボーカル参加希望者が次々に参加辞退をするという大ピンチに。
しかし、それ以降から募集して参加希望してくださった4名に加え、今回収録できなかった楽曲を歌ってくれた方々、たくさんのボーカルさんに歌っていただいて、すごくクオリティの高い楽曲たちに仕上がりました。
今回のアルバムのテーマは、ズバリ「胸キュン☆デジタルJ-POP」。
エロゲの主題歌とかにありそうな、シンセサウンドとキャッチーなメロディが自分の得意分野でしたので、正統派のサウンドで攻めました。
ここからは楽曲のライナーノーツです。
01.Rainbow Wings ~虹色の翼~
アルバム製作を決定するにあたって最初に作った楽曲です。
曲名はTwitterのとあるフォロワーさんとの会話から思い浮かんで作ったものだったりしますw
メロディが完成した時から「これは1曲目に相応しい!」と思い、これが収録される場合は絶対1曲目にすると決めて、表題曲になったわけです。
曲作りの時に最も意識したのは、いちばん自分らしさのある楽曲を!ということだったので、五十嵐充さん在籍時のELTのような90年代風ポップスに仕上げました。アレンジもそのイメージで。
ボーカルは「神崎輝(かんざきあきら)」さん。パワフルな歌声がキャッチーなサウンドと絡み合って非常に聴き心地の良い曲に仕上がっております。
02.Leaving for pile up
個人的に本アルバムの最高傑作がコレ。ボクの自信作です。
表題曲からストーリーが繋がるような詞世界にしようと思ったのがきっかけで、ボクが通っていた高校での思い出をイメージして作り上げました。曲名もそこから取りました。
「青空に最も近い場所」というイメージがすごくあったので、曲も青空を駆け抜けるかのような爽やかな曲調にしようかと考えた結果、メロで溜めて溜めてサビで疾走感を出す構成に仕上げました。
アレンジもできるだけ爽やかなイメージを、ということで、キラキラした音を多用してまるでソーダ水のように透き通ったサウンドにしてみました。
アルバムの中では最も疾走感&清涼感のあるキャッチーな楽曲になってます。個人的にはBメロの構成がかなり自信作なので、ぜひCDを購入して聴いてみてください♪
ボーカルは「うたこ」さん。爽やかな曲調を優しく、ときに切なく歌い上げる透明感のあるボーカルは必聴です。
03.couleur du rêve
本アルバムの中で最後に作った曲です。バラード曲になります。
もともとピアプロで初音ミクに歌わせて公開させた楽曲だったのですが、これがアルバムの世界観に合いそうだなーと思って急遽アルバムに入れることになりました。
メロディはちょっと和風な感じで、切ない中に優しさを感じられるような雰囲気になるように作曲しました。アレンジはピアプロで公開していたバージョンから少しリメイクしてますので、良ければぜひ聞き比べてみてください。
ボーカルは表題曲に続き神崎さんに担当させていただきました。この曲では叙情的な歌唱を披露して、アルバムの中で最も「聴ける」楽曲になりました(・∀・)
ぜひヘッドホンでじっくりと聴いてみてくださいねー!
04.winter ripples
こちらもバラード曲です。Rainbow Wingsの次に作曲した曲になりますね。
この曲を作曲したのがちょうど1月ですごく寒かったので、アルバムにバラード入れるなら冬コミという時期もあって冬っぽい曲だ!と思って学校のPCで作曲しましたw
実はこの曲、ある曲に感銘を受けて作ったものだったりします。それはAAAがカバーしたglobeの名曲「DEPARTURES」だったり。実際原曲にインスパイアされたメロディや音が入ったりしてますが。
AAAがカバーしたバージョンはats-さんがリアレンジしており、ピアノの静かなサウンドのメロと激しいサウンドが繰り広げられるサビの起伏感が非常に素敵でしたので、この曲もそんなイメージでアレンジしました(*'v'*)
というわけで、冬の静寂感と切なさをこれでもかと詰め込んだ珠玉のバラードに仕上がってます。
ボーカルは「癒(いゆ)」さんです。メロの静寂感とサビの激しさという起伏を生かした冬の儚さを表現する歌声は必聴です!
05.鏡 ~Un osservatore della luce~
アルバムの後半に入れることを前提として作り上げた曲です。
ちょうど4月に作り始めたので、「2クールアニメの後期EDテーマみたいな曲を作ろうじゃないか」と思って製作した曲だったり。
この曲はとにかく歌詞とアレンジが難産だったのです・・・メロディはサクサクと作り上げられたのですが、アレンジですごく苦労しました。最初はバラード調にしようと思ったけどアップテンポにした・・・みたいなことがバレバレな構成になってしまいました。でもそれがアレンジが完成した時にすごくドラマチックな雰囲気を醸し出してくれたので逆に良い方向に出てアレンジまで完成した時はすごく達成感を感じました。
そして歌詞ですが、本アルバムでは唯一自分が作詞してない曲です。上記のとおり作詞に苦労していて、ちょうど作詞を依頼した変態紳士Pさんの歌詞を見てすごく相性が良さそう!と思って、以前から何曲がコラボしている関係から本アルバムでのコラボが決定しました。
完成した歌詞を見て、この曲のサウンドテーマである「無限の広がり」を感じさせる素敵な歌詞になっていてめちゃくちゃ感動したのです・・・ありがと!
ボーカルはLeaving for pile upに続き、うたこさんが担当しております。Leaving~以上に透明感あふれる歌声がまさに無限のプラネタリウムのような輝きになってます♪
06.gender out
本アルバムのラストを飾るミドルテンポの楽曲です。これは製作段階で最後に入れたい曲ということで、アルバムのラストに位置づけました。
曲のテーマとしては「友情」「愛情」「絆」などといった、人と人のつながりをイメージしております。みんなとのつながりがなければ、こうやってたくさんの曲が生み出されることもなかった、ということを感じて、ひとりじゃないよ、みんな一緒だよ、的な感じで。
一見謎のある不思議な曲名、直訳すると「精神的な性別の逸脱」。要するに「こんな可愛い子が女の子のはずがない」的な意味・・・なのですが、本楽曲では「人と人のつながりには性別も国籍も人種も宗教も関係ない」という意味合いでとらえております。
遠く離れていても、つながっていられることの幸せ。それこそが、ボクたちの生きている証なのです。
ボーカルは「せんざい」さん。優しいメロディの楽曲しっとりと歌い上げ、アルバムの最後をしめくくるに相応しい、全てを包み込むような歌声にすごく感動しました。そしてせんざいさんは北海道在住の方なので、ボクの住む福岡とは遠く離れているということで、歌詞の世界観と繋がっている気がして嬉しかったり・・・♪
以上、Rainbow Wingsの発売前ライナーノーツ的なものでした。
冬コミまで一週間。ぜひ会場でお会いしましょう!
今回頒布物についてちょっとした経緯などを話そうと思います。
第一弾はRainbow Wingsのほうから。
ボクがcampanella creationという名義を決めた時、「いつかこの名前でコミケに参加してやる!」という野望を抱いていて、それに向かって作り出した1枚です。
製作開始したのがちょうど去年の今頃だった気がします。そして冬コミで出会った方とTwitterでフォロワーとなって歌ってくれると言われたのですごく嬉しくて、アルバム曲のほとんどを作曲していきました。
結局アルバムには6曲しか収録されなくなったのですが、当時から作曲したアルバム用のデモ曲は合計20曲ほどとなりました。
そしてボーカルの方に合いそうな楽曲を選んでいくという感じで・・・しかし、ボーカル参加希望者が次々に参加辞退をするという大ピンチに。
しかし、それ以降から募集して参加希望してくださった4名に加え、今回収録できなかった楽曲を歌ってくれた方々、たくさんのボーカルさんに歌っていただいて、すごくクオリティの高い楽曲たちに仕上がりました。
今回のアルバムのテーマは、ズバリ「胸キュン☆デジタルJ-POP」。
エロゲの主題歌とかにありそうな、シンセサウンドとキャッチーなメロディが自分の得意分野でしたので、正統派のサウンドで攻めました。
ここからは楽曲のライナーノーツです。
01.Rainbow Wings ~虹色の翼~
アルバム製作を決定するにあたって最初に作った楽曲です。
曲名はTwitterのとあるフォロワーさんとの会話から思い浮かんで作ったものだったりしますw
メロディが完成した時から「これは1曲目に相応しい!」と思い、これが収録される場合は絶対1曲目にすると決めて、表題曲になったわけです。
曲作りの時に最も意識したのは、いちばん自分らしさのある楽曲を!ということだったので、五十嵐充さん在籍時のELTのような90年代風ポップスに仕上げました。アレンジもそのイメージで。
ボーカルは「神崎輝(かんざきあきら)」さん。パワフルな歌声がキャッチーなサウンドと絡み合って非常に聴き心地の良い曲に仕上がっております。
02.Leaving for pile up
個人的に本アルバムの最高傑作がコレ。ボクの自信作です。
表題曲からストーリーが繋がるような詞世界にしようと思ったのがきっかけで、ボクが通っていた高校での思い出をイメージして作り上げました。曲名もそこから取りました。
「青空に最も近い場所」というイメージがすごくあったので、曲も青空を駆け抜けるかのような爽やかな曲調にしようかと考えた結果、メロで溜めて溜めてサビで疾走感を出す構成に仕上げました。
アレンジもできるだけ爽やかなイメージを、ということで、キラキラした音を多用してまるでソーダ水のように透き通ったサウンドにしてみました。
アルバムの中では最も疾走感&清涼感のあるキャッチーな楽曲になってます。個人的にはBメロの構成がかなり自信作なので、ぜひCDを購入して聴いてみてください♪
ボーカルは「うたこ」さん。爽やかな曲調を優しく、ときに切なく歌い上げる透明感のあるボーカルは必聴です。
03.couleur du rêve
本アルバムの中で最後に作った曲です。バラード曲になります。
もともとピアプロで初音ミクに歌わせて公開させた楽曲だったのですが、これがアルバムの世界観に合いそうだなーと思って急遽アルバムに入れることになりました。
メロディはちょっと和風な感じで、切ない中に優しさを感じられるような雰囲気になるように作曲しました。アレンジはピアプロで公開していたバージョンから少しリメイクしてますので、良ければぜひ聞き比べてみてください。
ボーカルは表題曲に続き神崎さんに担当させていただきました。この曲では叙情的な歌唱を披露して、アルバムの中で最も「聴ける」楽曲になりました(・∀・)
ぜひヘッドホンでじっくりと聴いてみてくださいねー!
04.winter ripples
こちらもバラード曲です。Rainbow Wingsの次に作曲した曲になりますね。
この曲を作曲したのがちょうど1月ですごく寒かったので、アルバムにバラード入れるなら冬コミという時期もあって冬っぽい曲だ!と思って学校のPCで作曲しましたw
実はこの曲、ある曲に感銘を受けて作ったものだったりします。それはAAAがカバーしたglobeの名曲「DEPARTURES」だったり。実際原曲にインスパイアされたメロディや音が入ったりしてますが。
AAAがカバーしたバージョンはats-さんがリアレンジしており、ピアノの静かなサウンドのメロと激しいサウンドが繰り広げられるサビの起伏感が非常に素敵でしたので、この曲もそんなイメージでアレンジしました(*'v'*)
というわけで、冬の静寂感と切なさをこれでもかと詰め込んだ珠玉のバラードに仕上がってます。
ボーカルは「癒(いゆ)」さんです。メロの静寂感とサビの激しさという起伏を生かした冬の儚さを表現する歌声は必聴です!
05.鏡 ~Un osservatore della luce~
アルバムの後半に入れることを前提として作り上げた曲です。
ちょうど4月に作り始めたので、「2クールアニメの後期EDテーマみたいな曲を作ろうじゃないか」と思って製作した曲だったり。
この曲はとにかく歌詞とアレンジが難産だったのです・・・メロディはサクサクと作り上げられたのですが、アレンジですごく苦労しました。最初はバラード調にしようと思ったけどアップテンポにした・・・みたいなことがバレバレな構成になってしまいました。でもそれがアレンジが完成した時にすごくドラマチックな雰囲気を醸し出してくれたので逆に良い方向に出てアレンジまで完成した時はすごく達成感を感じました。
そして歌詞ですが、本アルバムでは唯一自分が作詞してない曲です。上記のとおり作詞に苦労していて、ちょうど作詞を依頼した変態紳士Pさんの歌詞を見てすごく相性が良さそう!と思って、以前から何曲がコラボしている関係から本アルバムでのコラボが決定しました。
完成した歌詞を見て、この曲のサウンドテーマである「無限の広がり」を感じさせる素敵な歌詞になっていてめちゃくちゃ感動したのです・・・ありがと!
ボーカルはLeaving for pile upに続き、うたこさんが担当しております。Leaving~以上に透明感あふれる歌声がまさに無限のプラネタリウムのような輝きになってます♪
06.gender out
本アルバムのラストを飾るミドルテンポの楽曲です。これは製作段階で最後に入れたい曲ということで、アルバムのラストに位置づけました。
曲のテーマとしては「友情」「愛情」「絆」などといった、人と人のつながりをイメージしております。みんなとのつながりがなければ、こうやってたくさんの曲が生み出されることもなかった、ということを感じて、ひとりじゃないよ、みんな一緒だよ、的な感じで。
一見謎のある不思議な曲名、直訳すると「精神的な性別の逸脱」。要するに「こんな可愛い子が女の子のはずがない」的な意味・・・なのですが、本楽曲では「人と人のつながりには性別も国籍も人種も宗教も関係ない」という意味合いでとらえております。
遠く離れていても、つながっていられることの幸せ。それこそが、ボクたちの生きている証なのです。
ボーカルは「せんざい」さん。優しいメロディの楽曲しっとりと歌い上げ、アルバムの最後をしめくくるに相応しい、全てを包み込むような歌声にすごく感動しました。そしてせんざいさんは北海道在住の方なので、ボクの住む福岡とは遠く離れているということで、歌詞の世界観と繋がっている気がして嬉しかったり・・・♪
以上、Rainbow Wingsの発売前ライナーノーツ的なものでした。
冬コミまで一週間。ぜひ会場でお会いしましょう!