楽曲紹介、後半公開します。
07.「10colors rainbow」
カラフルな毎日を描く それだけで幸せになれるよ
七色の虹が色を増してきらめくように...
胸の奥抱き締めた 小さなパレット染めていく
どんなに寂しい時間でも 大切な1ページ
ふわり舞い降りた 思い出のつぼみが
綺麗に咲き誇ると願いながら 今日も朝を迎える
何気ない日々も きっと色があって
それぞれが、少しずつ違う色彩
画用紙の中に描き出した夢が
あふれ始めて世界を包み込む...
カラフルな毎日を過ごす それだけで笑顔が華咲くよ
真っ白キャンバスを塗り潰す 自分の色で
ここから動き出す未来 曇り空も晴れ渡っていく
十色(といろ)の虹がきらめく明日へ 歩き出していこう...
季節に包まれてく 想いを閉じ込めたノートに
たくさんの出会いを刻んで 彩りたいと願う
春夏秋冬と続く日々のどこかに眠る
褪せることないメモリーを 大切にしたいね
駆け巡る道の先に広がってく
数え切れないほどの色の花びら
優しい香りで凛と咲き誇れば
目の前にほら、新しい旋律(メロディー)
カラフルな毎日を描く それだけで幸せになれるよ
透き通る空より純粋な青春の中で
心の絵の具で染めてく画用紙が ひとつに繋がって
十色(といろ)の虹が彼方の明日で きらめいてく...
いつかみんな大人になって 離ればなれになったとしても
同じ時を過ごした軌跡は キャンバスの中に
放課後、笑顔で語った あの幸せは永遠だから
寂しくなったときはいつでも思い出せるよ...
カラフルな毎日を過ごす それだけで笑顔が華咲くよ
真っ白キャンバスを塗り潰す 自分の色で
ここから動き出す未来 曇り空も晴れ渡っていく
十色(といろ)の虹がきらめく明日へ 歩き出していこう...
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本アルバムのリード曲となっております。
昨年冬コミで頒布した「Rainbow Wings」に続く虹シリーズですが、今回は透明感のあるキラキラ系ポップソングになっております。
夏の海をイメージさせるような柑橘系メロディに、「カラフル」をテーマに歌詞を乗せました。
この曲の歌詞を書く際、地元のTSUTAYAで借りた
放課後アトリエといろ (1) (角川コミックス)
に感銘を受けまして。
虹の色が七色から十色になってより強くきらめくイメージで作詞しました。主人公の寧々ちゃんの雰囲気を出しながらも、アルバムのコンセプトに合うように、かなり長時間かけて作った思い出が。
アレンジはひたすら透明感出すことを意識しキラキラ感120%サウンドを詰め込んでます。
個人的に本アルバム新曲で最も自信作と言える一曲に仕上がりました♪
08.「キミとボクを繋ぐモノ」
あの日キミと過ごした 大切な思い出たちは
キラキラ輝いている だけど少し切なくて
運命という波に抱かれて ボクらは生きてる
それを知らずいることは 哀しいことで
やさしさに触れたい 笑顔になれるなら
残酷さを超えて キミとボクのやさしさが伝わるかな?
今、キミとボクを繋ぎ合わせる想いを
動き出す運命から 護り続けていきたい
昨日とは違う景色に変わる理由は
心の中にある ずっと胸の奥の風景は変わり続けるから
小さな綻びから 崩れ落ちていく幸せ
それを塞ぐには キミの哀しみが必要だと
気付くときは遅くて 過ぎた想いが加速する
思いやる気持ちだけが 一人歩きで
涙を流したり、笑い合ってみたり
運命のいたずらで ふたりの距離が変わり始めるよ
今、キミとボクを繋ぎ合わせる記憶が
ときめきの中で出会い やさしさに包まれてく
昨日とは違う景色に変わる軌跡は
ずっとボクたちが笑顔でいられる奇跡と気付く日が来ると
寄り添うやさしさと 切ない哀しさが
ひとつになる瞬間 ボクたちは幸せになれるのかな?
今、キミとボクを繋ぎ合わせる想いは
見えない細い糸で 永遠に結ばれてく
あしたもきっと違う景色が広がって
たくさんの「好き」という気持ちに溢れた
時間(とき)を描くから───
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新曲です。
これはニコ動で公開したラピスちゃん曲「水面に浮かぶラブソング」の続編曲だったりします。
水面に~もsplash sweetsや10colors rainbowみたいに参考コミックがあるのですが、
まおまりも 1 (ジェッツコミックス)
水面がED曲ならこちらがOP曲ってイメージで制作しました。
作品の透明感やノスタルジックな雰囲気を尊重しつつも、トランス風味のサウンドを使ってカッコよさを出してみました。
クールだけどどこか優しい感じの哀愁デジタルJ-POPテイストの楽曲ということで、本アルバムの中では最もアニソンっぽい曲になっているかも?
09.「lucent innocence」
夜空に広がる星が繋がり合い
キミとボクは こうして巡り会えたから
いつかこの場所を 忘れてしまうときが来ても
ふたりで描いた思い出たちは 続いてゆく...
繰り返される時間の果て
馳せた記憶が 真実を知って崩れ落ちてく
流れてゆく刻の狭間に委ねた想い
途切れた生命(いのち)繋ぐ星になる
どうして人間(ヒト)は醜い存在なのか?
決して解き明かせない 涙流しても
永遠に消えることのない傷跡が
思い出を探してる 彼方の世界に...
夜空にきらめく星に願い架けた
ボクたちを包み込む 優しい幸せ
いつか色褪せて 消えてしまうときが来ても
笑顔でいられることを願うよ...
生命は巡って 遥かな刻を越え
キミとボクはこの地球(ほし)に辿り着いたから
儚き想いも抱き締めて 未来を描こう
たとえ残酷な運命(もの)であっても...
夜空に広がる星が繋がり合い
キミとボクは こうして巡り会えたから
いつかこの場所を 旅立っていくときが来ても
ふたりで描いた思い出たちは 忘れないで...
Lucent heart to memories.
彼方の星を紡ぐ永遠の奇跡よ キミに届け...
Lucent truth for memories.
ボクたちがここにいた真実は 永遠になるから...
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難産だった曲です。メロディはすぐ思い浮かんだけど歌詞とアレンジは半端ない時間かかりました。。。
トランス系の曲なのですが、決意感を感じさせる曲構成にしたくて間奏を伸ばし伸ばししたのですが・・・それがアレンジに時間をかける要因になってしまったりしていますw
時間がかかっただけ、間奏には気合が入ったので、自分の中でもすごく好きな一曲になってます。わぁい哀愁トランス かなた哀愁トランス大好き。
歌詞のイメージは「織姫と彦星」と「輪廻転生」だったりします。ボクっ娘の織姫様です。ボクっ娘って萌えますよね。高校の後輩にすごく可愛らしいボクっ娘ちゃんがいたのを思い出します。
そんなボクっ娘織姫様と彦星様が巡り会うことで生命が巡っていくような雰囲気で作詞しました。
10.「Eternity」
いとしく胸の片隅に抱き締めた
思い出のカケラたちは
現在(いま)もどこかで切なさと懐かしさ
呼び覚ましているのかな?
昨日と違う時を刻むだけで
心の中に芽生えてく
七色の虹みたいにカラフルな
メロディーが溢れ出すように
遠く彼方へと旅立つ瞬間
新しい出会いがここから始まる
世界でボクしか描けない奇跡
描くために空へ飛び立つよ...
かけがえない思い出の花が
咲き誇るあしたへ届けたい
ボクの気持ちぎゅっと詰め込んだ
優しさでいっぱいの笑顔で
時計の針が巡る世界に
生まれ落ちた理由は誰にも
理解ることはないけど
いつかは永遠の幸せ見つけたい...
眠れない夜、涙が止まらなくて
弱虫になるボクだよ...
胸が張り裂けそうでつらいよなんて
溜め息が呟いてる
どんなに夢を見ても夢には
決してたどり着けない気がした
記憶の風船が破裂するような
切なさに触れたから...
遠い空見上げ、過去に恋をした
思い出が綺麗で未来が怖いよ
だけどこれからも幸せが
ボクに訪れることを信じてるよ...
かけがえない一瞬の時間(とき)が
大切を描き続けるから
いつか夢見た憧れを
今、ひとつずつ叶えていけるかな?
時計の針が巡る世界で
真っ白な日記帳に刻む
ボクが生きているその証拠(あかし)を
誰も知らない明日へ伝えて...
かけがえない思い出の花が
咲き誇るあしたへ届けたい
ボクの気持ちぎゅっと詰め込んだ
優しさでいっぱいの笑顔で
時計の針が巡る世界で
真っ白な日記帳に刻む
ボクが生きているその証拠(あかし)を
誰も知らない明日へ伝えて...
かけがえない一瞬の時間(とき)が
絵本のようにめくりめくって
遥か彼方の未来へ続く
永遠に変わってきらめいて
ボクがこの地球(ほし)で“ボク”でいれる
確かな意味を刻み込むから
いつか生命を亡くす日が来たら
その絵本の紐を結んで欲しい...
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ちょっと寂しげな世界観を出したアップテンポ曲を、と思って制作した曲です。
イメージとしては、身体が弱い“ボク”が、思い出をたくさん作って、いつ死んでも笑って最期を迎えられるように、といった感じなので、歌詞を見ると重たくなるのですが、結構キラキラした明るい曲に仕上がってたりします。
実際、この世界観を考え出したのはある実話を読んで思いついたものだったりするので、作詞した自分でもリアリティがあって「これ一部の人は鬱になるだろ・・・」と思ってしまったんだけど、どこか希望を感じられるように、と思って言葉はなるべくポジティヴ志向になるように選びました。
そんなシリアスな曲ですが、決してダークな方向には持っていかず、とにかく前向きに!をモットーに制作しました。
11.「reunion」
あの時巡り会えた 奇跡のような瞬間が蘇る
記憶の中抱き締めていた日々が
今でもキミのことを 鮮明に覚えているよ
もう一度ふたりだけの想い出、描きたい...
何気ない時間も大切だから
ひとりぼっちが切なく感じるのかな?
ボクが歩き続ける道の先で
また立ち止まってしまう時は 思い出して...
キミに出会えた奇跡は 長い時と距離を越えて
未来(あした)を目指すボクの手に 再び舞い降りてくるの
時の描片がきらめいた 彼方より遠い世界へ
暖かなメロディーを届けたい ずっと、ずっと...
優しくて時が止まるような甘い瞬間を
ボクの胸にぎゅっと抱いて あの頃を夢見てた
桜の花びらたち 満開に咲き誇る
遍く空に届きそうなくらい手を伸ばして...
変わりゆく世界のどこかできっと
キミが笑顔で過ごしていること、それが
ボクにとっての最高の幸せだと思えたら
今すぐあの空へ飛び立とう!
キミに出会えた奇跡が 長い時と距離を越えて
新たな想い出を描く もう一度巡り会うため
そしてキミとボクが同じ 約束の場所で出会えば
他の誰にも創れない“永遠”があふれ出す...
通り過ぎていく時間は 切なさに変わっていくよ
眠れない夜に泣いたりする日もあるけど ボクらは
同じ時間(とき)、同じ世界を生きていくことを誓った
大切な想いで結ばれた 使命があるから...
あの日手にした幸せを 記憶に閉じ込めたままで
思い出せば ボクがボクでいたことの意味を知るから
未来永劫続いてく生命があることを願い
キミとふたりで どこまでも歩き続けていこう...
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本アルバムのタイトル曲でストーリーの最後をしめくくる曲です。
人生は出会いの積み重ね。出会えたことが思い出となり、過去を形成していく。そして“ボク”の一部となっていく。
そんな出会いが訪れることを“幸せ”だと思えるように、と願って制作しました。曲は優しいイメージのメロディになるように、歌詞もできるだけ幸福感を感じられるように・・・そういう気持ちが詰め込まれています。
自分は福岡に住んでいて、友達もほとんど連絡が取れず、ひとりぼっちでいることが多いのですが、東京に行くと友達やTwitterのフォロワーさんがボクを優しく迎えてくれて、ボクが東京にいる間の気持ちを歌詞に取り入れていたりします。冬コミ前くらいから東京に住む予定なんだけど、仕事欲しいです・・・orz
そんな“出会えてよかった”という気持ちでいっぱいの一曲、アルバムのタイトル曲に相応しいものに仕上がったと思います。
試聴曲とボーナストラックのライナーノーツは全曲完成後公開します。お楽しみに♪